V3のモーフをA3に移植する
実はモーフの原理が分かっているとV3からA3にモーフは簡単に移植することが出来る。
Poserのモーフはフィギュアの元座標との差分データ、すなわちモーフダイアルが1.0になったときの移動量だけが保存されている。
そしてなおかつポーザーの場合にはパーツとモーフターゲットが同一頂点数であることが要求される(正確な表現ではないし、6からはある程度無理矢理適用出来るようになったが原理的には変わらない)。
ところでDAZの主力フィギュアであるV3/A3/Michelあたりは全て"Uni mesh"と呼ばれる同一のメッシュを変形したフィギュアである。
すなわち頂点数も同じなら、各々の頂点も似たような位置にある。
言い換えるなら、V3のモーフは顔まで含めて全てA3に適用出来るし、その逆もまた真なりである。
ちょっと工夫すると簡単にA3の頭を持つV3とかV3の顔を持つA3なんて代物を作ることも可能である。
いやそれどころかMichelにもHiroにも、V3以降の"uni mesh"フィギュアには全て同じモーフが適用出来る。
ただ、適用出来るとは言っても男の身体に女のモーフを適用したり、その逆をやったりすると、頂点の位置がかなり違うのでさすがにメロメロな変形をすることも多い。
だから、女>女で、頂点を移動させてもあまり破綻しない"V3 -> A3"や"Michel -> Hiro"あたりが実用範囲ということになるだろう。
実際の方法の中で、一番スマートでなおかつ軽いのが"Aiko 3"ならCR2にV3の空チャンネルをまるごとコピーする方法である。
この方法を使えばDAZのV3のモーフをそのまま簡単にインストールすることが出来る。
ただ、これはCR2の構造を理解してないとCR2が動かなくなったりして厳しいので、CR2Builderを使ってやる比較的簡単な方法を以下に解説する。
(1)該当モーフを組み込んだフィギュアを作り保存する。
(2)読み込みたいCR2と組み込んだフィギュアを両方読み込む。
(3)該当チャンネルを全部コピーする。
詳しい方法を画面で説明するのが面倒なのでここには書かない。cr2builderの使い方 は あち こち で解説されているので、それでも読んで頂きたい。
正直、わりとダルい作業で、実はモーフマネージャーでモーフだけコピーし、次にチャンネルだけをCR2Builderのが楽なのだが、モーフマネージャーは情報が少なすぎて困ることがあり、なおかつCR2Builderはモーフマネージャーを兼ねるうえに慣れれば遙かに強力なので、使い方を覚えることをお勧めしたい。
というわけで、そーいう少々面倒な作業をやったサンプルが以下のもの。
Victoria 3の"Heavy"をMizuhoに移植したわけである。
全くウンザリな画像だが、わかりやすいサンプルだろう。サイズの違うA3に見事に"Heavy"が移植されているのが分かる。
そして、大事なのはこのテクニックを使うと胸のモーフとかAiko 3にないのが移植出来るって事なのだ。
例えば、実際のサンプルは以下の物。
上のMizuhoはノーマル状態である。これはこれできれいだが胸がこーなるのはどうよと思う。間違っても柔らかい胸ではない。ま、カッコはいいっすがね。
これにV3のモーフを移植したMizuhoが下のサンプルである。
胸をLieDownさせ、乳首の位置をNippleRaiseで微調整して、本物の胸のように柔らかく見える。まあ見ようによっては型が崩れると表現する人もいるだろうが、時と場合によってはこういう表現も欲しいものである。
むろん、これらのモーフに対応した服はないので、適用した際にはマグネットで微調整するのが基本になってしまうが、それでもこういう表現力があるのはワタクシはいいことだと思うのであった。うん。
なお、CR2Builderは軽くて強力なソフトだがCR2を書き換えているときでもCloseボタンを押すと即時閉じられるという少々よろしくない癖があるので注意されたい。






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