いろいろいじってAikoはリアル系…というか"Realistic"を0.5以上に上げたキャラクタはどうにもつらいという結論に達した。
なによりRealisticを上げると顔がオバサン…つーかビッキー顔になる。これが最大の問題。V3とはかけ離れた、どっちかつーと日本のアニメキャラのような体で顔はビッキー顔…これではバランスを取りにくいわけだ(笑)
まあ何度もやって調整してみるつもりではあるが、調整するのにウンザリな気持ちになったので、リアルと非リアルの微妙な隙間を狙って新しいキャラ作ってみた。
名前をつけるようなモンでもないが仮名はMei。いろいろテクスチャを変更してテスト中。案外それっぽいかわいさを作れるときもある…って程度である。
ある程度リアルな雰囲気を狙って目を小さくすると眉の角度がきつくて直したくなるが、"BrowAnglesUp"を逆に回して眉を水平側にいじると目の上にラインが出て困るのでやっぱりヘキサゴンカモーン…(笑)
結局の所、自分で顔をいじるハメになってしまった。数万点の一見どうしようもないobjもヘキサゴンならば楽々と編集出来てしまうのがなんとも恐ろしい。
このショボいキャラクタを作るために参考用にレンダロでいろいろAiko 3のキャラを買って思ったことだが、Aiko 3のキャラはポーズファイルになっていても、実質FC2キャラであるために猛烈に扱いにくいと感じた。
Aiko 3、モーフがありそうで案外ない。むろんかなりあるのは事実だが、V3ほどのモーフはいるまいとDAZが思ったせいなのか知らないが、ともかくV3ほどやたらめったらとモーフが用意されているわけではない。
それのせいもあって表情パラメータまで動員してキャラクタが作られていることが多々あり表情がつけづらいのに加え、有料版A3は顔に大量のモーフが入っているせいでやたらめったら重い。
当たり前だが、表情パラメータ、特に"smile"とか0の方が扱いやすいし、出来ればパラメータを削って軽くしたダイエット版のA3で扱えるほうが便利だ。そうするにはカスタマイズされた顔をインジェクションファイルにしちゃうのが一番賢い。
というわけでインジェクションを作ってしまおうというわけである。
ところでインジェクションファイルを作るのはポーザー界ではなんとなく難しいことになっているがCR2Builderを使うとおっそろしく簡単である。
わかってしまえば10分で出来てしまうし、出来たインジェクションファイルはDAZ謹製のInjection Pose Builderで作ったものより遙かに単純で扱いやすい。
ただしCR2Builderで出来上がる簡単インジェクションファイルはreadscript形式と違いいくつかの弱点があるが、ほとんどの場合には問題にならない…というか、カスタムモーフの場合にはたいてい1モーフなわけだから、まず問題にならないので、今回はCR2Builderを使って簡単にインジェクションを作ろうというわけだ。
■ポーザー上でFBMを作る
まずCR2Builderの都合上、FBMが有る方がいいので最初にモーフにする。好みの顔を作ったあとゼロポーズしてモーフとして書き出せばいいだけである。ここまで用心しなくてもモーフは書き出せるはずだが、ポーザー4で泣くほど痛い目にあったオールドユーザーは用心深いのだ(笑)
Aiko 3はモーフの調整で目玉のサイズや位置が変わることが多い。leftEye/rightEyeも書き出してモーフにしたほうがだいたいは安全なのは覚えておこう。
次にそれを即時読み込み、メニューのフルボディモーフを作るを使ってFBMを生成する。生成した後、モーフダイアルをゼロにしてフルボディモーフチャンネルを1にしたあと保存する。
これはやらなくても作れるのだが、インジェクションを作ったときにボディだけで操作出来る方が楽だと思うので、この作業は入れた方が良い。
※2007/01/04追記
ここの作業がわかりにくく、目玉が飛び出したりする現象が頻発しているようなので(´Д`;)、正確に作業工程を追記させていただく。
(1)好みの顔になっている状態でHead/leftEye/rightEyeの3つを別々のobjとして書き出す。
(2)全モーフ(Bodyも含めて)を0にする。
(3)(1)で書き出したHead,leftEye,rightEyeの3つのobjをそれぞれのパーツにモーフとして読み込む(それぞれのモーフチャンネルを同一名称にしたほうがいい)
(4)(3)で作ったモーフのダイアルを1にする(これで作っていた顔と同じ顔が出来上がるはず)。
(5)メニューのフルボディモーフ(FBM)を生成するでフルボディモーフを作る(このサンプルでは"Mei"にしている)。
(6)(4)で1にしたダイアルをすべて0にする。
(7)出来上がったFBMのダイアル(ボディにある)を1にして、顔だけが変化するのを確認する。
(8)FBMのダイアルはそのままで、たとえば"A3 workfile"とか区別のつく名前でライブラリに保存する。
■CR2Builderでチャンネルを選択
CR2Builderを立ち上げ該当キャラクタを読み込む。画像の例では処理速度を上げるためにAiko 3LEに読み込んだファイルを使っている。
"BODY"のチャンネルを開き、左のように"valueParm Mei"を選ぶ。選ばなくても作れるが、選んだ方が楽である。なお左のように2番目のbodyにある"valueParm"がフルボディモーフのチャンネルを示している。
■インジェクション生成
右側のウィンドウタブから"RightTV"を選んだあと"T"メニューを呼び出し、左のように"Make EzInj.PZ2 > select"を選択し、実行する。このメニューはなにをやらかすのかというと同一チャンネル名で挙動するモーフを全部引きずり出して、ポーズファイルの形にしてくれるのである。
この作業で、ほとんどインジェクションポーズファイルを作る作業は終わっている。なんともとんでもない感動的な機能をkimさんはつけてくれたものだ(笑)
実行すると"出来たファイルを右ウィンドウに読み込むかい?"と聞いてくるのでYesを押す。
するとRightTVにザックリと出来上がったファイルが読み込まれる。
なおここで"RightTV"ではなく"Buffer"などをうっかり選んでいると、問答無用でバッファに40000行からあるデータが読み込まれるハメになるので超注意である(ここんところはアプリ的には注意が出た方がいいと思うのだが…)。
■インジェクションチャンネルの設定
インジェクションポーズは該当するチャンネルがないと適用出来ない。そしていうまでもなく"Mei"なんてチャンネルはキャラクタにない。
これの解決は2通りの方法がある。一つがキャラクタに"Mei"という名前のチャンネルを付け加える。もう一つがこのポーズファイルのチャンネル名を空きチャンネルに割り当てる方法である。
ここでは有料版のA3に適用できるインジェクションを用意する練習として、有料版に用意されているチャンネル名"PBMCC_01"にでも書き換えよう。
cr2builderにはこういった作業を支援するツールも当然載っているが、数が少ないなら自分で書き換えた方が手っ取り早い。顔のモーフぐらいならhead/leftEye/rightEyeの3つしかないのだから、手でやるほうが楽である。
実際に書き換えた結果は左のようになる。
ちなみにワタクシ、この"PBMCC_??"と"PBMDC_??"の使い道と違いが全く分かっていないので、適当に割り当てている。どなたかこのチャンネルの番号になにか割り当てルールがあるか知らない方はいないだろうか?(苦笑)
■動作確認
出来上がったら右側のSave Asでセーブする。間違っても左側のを使わないように。セーブするフォルダは適当で構わないが、適用するためにはポーザーライブラリのポーズフォルダにファイルがあるのが必須だ。
というわけで作業が終了したが、これをポイしちゃうとあとあと面倒が起こる可能性があるので、今作ったインジェクションポーズファイルをポーズフォルダに移動したあと、CR2Builderは開いたままポーザーに移動する。
そしてポーザーで有料版Aiko 3を読み込み、さきほど作ったインジェクションを適用して動作を確認する。左のようにザックリと変化すれば完成しているので安心のスケである。
かくして超簡単にインジェクションが出来上がるわけだ。
ところでプールなんだけど、出来てるんだけどなんとなくトップページもついでに更新したいなあ…などと思っていて、まだリリースしてません。まあそんなレベルの高い物でもないのですが、近々だしますです、はい。
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